上体を固定して腕だけでクラブを下す
スイングがアウトサイド・インになる原因の一つが、切り返し以降の動きを上体や腕がリードすることです。
特にアマチュアゴルファーの場合は、腕から上体の順で動き、クラブが前に出ることが多く、これによってヘッドがアウトから下りてくることが多くなります。
ここでは、上体リードでクラブがアウトサイド・インから下りてくる動きを矯正するドリルをご紹介します。
まず、トップスイングを作ったら体の向きを変えずに、つまり胸を右に向けたままの状態で、腕だけを下ろします。
腕だけを下しても、上体が残ってさえいれば右肩が前に出ず、クラブはインサイドに下りてきます。
普通にスイングをする時でも、上体が動くのをなるべく我慢してインパクト出来れば、クラブがアウトサイドから下りて来るのを防止することが出来るのです。
この練習法は、プロでも飛ばし屋として知られる小山内護プロも実践しているメニューで、アマチュアにもお勧めしています。
アマチュアでスライスに悩む人には効果的な練習方法で、特にインパクトで上体が浮いたり、回りすぎてインパクトで体が開いている人や、クラブが外から下りてくるカット打ちに悩む人にお勧めのメニューです。
スイング軌道が原因でスライスがなおらないという人は、ぜひ試したみて下さい。
スライス矯正法E 腕だけでダウンスイング
- スライス矯正法@ リストターンでボールをつかまえる
- スライス矯正法A フェースをかぶせて打つ
- スライス矯正法B フェースを開く
- スライス解消法C インパクトの形を作る
- スライス解消法D スプリットハンドで打つ
- スライス矯正法F クローズスタンスでボールを打つ
- スライス矯正法G 左のつま先を内側に向ける
- スライス矯正法H 左サイドにキャディーバックを置く
- スライス矯正法I フォローを作ってからバックスイング
- スライス矯正法J ボールを右つま先前に置く
- スライス矯正法K ボールの手前にヘッドを置いて打つ
- スライス矯正法L ボールやテープを使って練習する
- スライス矯正法M 棒を使ったゴルフスイングの軌道修正法
- スライス矯正法N 両足を揃えて打つ
- スライス解消法O ダウンスイングで右手をはなす