パーオンにこだわらずに2オンを視野に入れる
距離に反比例してグリーン周りはバンカーやハザードが無かったりと難易度は低くなる傾向にありますが、だからといってグリーンに乗る確率が高くなるというわけではありません。
なぜなら、200ヤードを超えるようなショートホールでは、ティーショットにロングアイアンやユーティリティー、場合によってはフェアウェイウッドを使わなければならず、そうなると左右のブレも大きくなるからです。
ショートアイアンやミドルアイアンであれば、グリーンセンターを狙っていけば左右のどちらかに打球がブレてもグリーンオンする確率は低くはありません。
しかし、番手が大きくなるにつれて左右のブレが大きくなり、センターを狙って打ったとしてもグリーンを外す確率は高くなります。
左右のどちらかに入れてはいけないエリアがある場合には、リスクを犯してピンに届く番手を使うより、短い番手で刻んだほうが、むしろスコアの安定度は格段に高くなります。
短い番手を使えば、とうぜん左右のブレ幅は小さくなり、ある程度は狙い通りに打つことが出来ます。そうした番手を使って出来る限りアプローチが寄せやすい場所を探し、ティーショットを打っていきましょう。
自分の得意なアプローチが使えそうなライや距離のエリアを探し、上手くボールを運べると、アプローチで寄せワンのパーを拾える確率が高まります。
たとえアプローチで寄せ切れなくても、2オン2パットのボギーに収めることは決して難しいことではありません。
シングルクラスの上級者であっても、200ヤードを越えるようなショートホールではなかなか狙ってパーは拾えません。
アベレージゴルファーはなおさらで、このようなホールではボギーで十分、パーを拾えたら上出来と考えましょう。
ショートホールの攻め方G 距離の長いショートホール
- 無理に飛ばそうとしない
- ドライバーはやさしいクラブと理解する
- ドライバーの射程距離を意識する
- 構えるのは向きを確かめてから
- ティーグラウンドは平らではない
- ティーショットのクラブ選択
- ティーアップを工夫する
- ドックレッグのティーショット
- 風の強いときのティーショット1
- 季節に応じたティーショットを
- 右サイドにハザードがある時のティーショット
- 両サイドにハザードがあるティーショット
- 左右のどちらかにOBや池、反対側に斜面やバンカー
- ホールの距離に応じた考え方
- ロングホールのティーショット
- 距離の長いミドルのティーショット
- 風の強い日のティーショット2
- サイドからの風が強いときのティーショット
- ドッグレッグの攻め方
- 打ち上げホールのティーショット
- 打ち下ろしホールのティーショット
- ショートホールの考え方
- ショートホールの攻め方@ 左右に避けるべきハザードがある
- ショートホールの攻め方A 左右にハザードがあるときの応用
- ショートホールの攻め方B グリーン手前に避けるべきハザードがある
- ショートホールの攻め方C グリーン奥にハザードがある
- ショートホールの攻め方D 番手間の距離にあるピン
- ショートホールの攻め方E 風の強い日のショートホール
- ショートホールの攻め方F 横に長いグリーン
- ショートホールの攻め方H 打ち上げのショートホール
- ショートホールの攻め方I 打ち下ろしのショートホール
- ショートホールの攻め方J 縦に長いグリーンの攻略法
- ショートホールの攻め方K ピン位置に合わせた狙い方