行ってもいいのか、いけないのかを決める
ですので、左右両サイドにOBや池がある高難度のホールというのは、実際にそれほど多くは存在しないものです。
例え両サイドにこれらのハザードがある場合でも、そのどちらかは平均的な飛距離のドライバーショットでは入らないようになっているケースがほとんどです。
その代わり、左右どちらかがOBや池で、反対側に傾斜地やバンカーを配置しているホールは多く作られています。
こうしたケースでは、当然「入れば即ペナルティー」を払わなければならないOBや池は絶対に避けるべきハザードで、徹底的に避けるようにコース攻略を考える必要があります。
反対に、入れたくはないが例え入ったとしてもペナルティーを受けなくても良いハザードがバンカーや傾斜地で、これらのハザードに対する処理でティーショットのマネジメントが変わっていきます。
具体的にいうと、OBや池と同様に「絶対に入れてはいけないハザード」としてバンカーや傾斜地を設定するのか、「入れてもかまわないハザード」として設定するかの違いです。
バンカーや傾斜地からのショットに自信が無く、「絶対に入れてはいけないハザード」として設定するならば、どちらにも入れないようなティーショットをする必要があります。
ドライバーで打つのならばスイングをコンパクトにしてコントロールショットを打つのか、それにも自信が無い時には、これらのハザードに絶対に届かない番手を選択する必要があります。
逆に、バンカーや傾斜地からのショットが苦にならず、例え入ったとしてもリカバリー出来る自信があるならば、絶対に避けるべきハザードはOBと池だけになります。
このような場合には両サイドにハザードがあるティーショットでも紹介したように、自分の持ち球に合わせたハザード回避のためのティーショットを打っていきましょう。
その際に、入っても良いと設定したバンカーや傾斜地の存在は忘れるくらいのつもりで、大胆にティーショットを打っていきましょう。
スコアを大きく崩す要因となるのが「入ってはいけないハザードやエリア」に入ってしまうことです。
その危険を消しながらプレーすることが出来れば、良く言われる100や90の壁というのは、決して高いものではなくなるはずです。
左右のどちらかにOBや池、反対側に斜面やバンカー
- 無理に飛ばそうとしない
- ドライバーはやさしいクラブと理解する
- ドライバーの射程距離を意識する
- 構えるのは向きを確かめてから
- ティーグラウンドは平らではない
- ティーショットのクラブ選択
- ティーアップを工夫する
- ドックレッグのティーショット
- 風の強いときのティーショット1
- 季節に応じたティーショットを
- 右サイドにハザードがある時のティーショット
- 両サイドにハザードがあるティーショット
- ホールの距離に応じた考え方
- ロングホールのティーショット
- 距離の長いミドルのティーショット
- 風の強い日のティーショット2
- サイドからの風が強いときのティーショット
- ドッグレッグの攻め方
- 打ち上げホールのティーショット
- 打ち下ろしホールのティーショット
- ショートホールの考え方
- ショートホールの攻め方@ 左右に避けるべきハザードがある
- ショートホールの攻め方A 左右にハザードがあるときの応用
- ショートホールの攻め方B グリーン手前に避けるべきハザードがある
- ショートホールの攻め方C グリーン奥にハザードがある
- ショートホールの攻め方D 番手間の距離にあるピン
- ショートホールの攻め方E 風の強い日のショートホール
- ショートホールの攻め方F 横に長いグリーン
- ショートホールの攻め方G 距離の長いショートホール
- ショートホールの攻め方H 打ち上げのショートホール
- ショートホールの攻め方I 打ち下ろしのショートホール
- ショートホールの攻め方J 縦に長いグリーンの攻略法
- ショートホールの攻め方K ピン位置に合わせた狙い方